課題
日本国内の卸業者経由にて海外へ商品を販売していたが、商品の販売経路・販売価格・販売方法などを把握することができず、また、直接本社が各国の販売代理店や販売店と契約していないことから、積極的に販路拡大を進めたい国で主体的に販路拡大を進めることが困難な状況となってしまった。
日本国内の卸業者に商品を卸すことで売上資金の回収については低リスクだが、一方で自社に販路の拡大をコントロールすることができず、思うように売上を伸ばすことができない状況を打破したい意向。
提案
海外での売上を伸ばしていくために、まだ比較的販売が進んでいない東南アジアではしっかりと基盤を構築し、信頼できる現地パートナーと綿密に連携をとりながら確実に販路拡大していきながら、マーケティングを同時進行で行うことで長期的なスパンで安定した収益基盤を構築し、東南アジアのハブであるシンガポールでその基盤をしっかりと構築することで今後他の東南アジア諸国へと販路拡大を目指す方向を決定。
サポートの内容
①マーケットや競合他社の商品ラインナップなどを調査・比較。
②主力商品に関するアドバイスと選定を実施。
③化粧品のライセンス登録をWHITETREEにて取得。
④各種商標が申請可能か事前調査と申請登録を実施。
④輸入経路を一括管理できるようサプライチェーンを構築。
④シンガポール市場におけるブランド全体のプロモーション活動や市場小売価格のコントロールを始動。
担当者からのコメント
以前は卸業者経由にて海外へ商品を流通させていたが、コロナの影響により全体の売上が落ち込んでしまったことを受け、海外市場も自社にてコントロールできる環境を整えたいというご意向を受け、弊社が持つ、知識・経験・サプライチェーンの活用・取引先への商品紹介など、すべてのリソースをフル活用しサポートをさせていただきました。
結果、売上を上げることを最優先に考え、初月より10店舗へ商品を導入契約の締結に成功。通常先に薬事チェックやウェブサイト、POPツールなどを準備させてうただくことが多いのですが、今回は先に販売先を締結することができたため、平行して英語版の商品紹介ウェブサイトやオンラインショッピングサイトへの掲載、マーケティングを進める方法にて進出を進めさせていただきました。
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